最新鋭の電子制御のライディングモードも、ディアベルに搭載されるドゥカティの革新的技術のひとつである。3通りのプリセットモードは即座にマシンの性格を変化させるようプログラムされており、たとえ走行中でも左手側のスイッチギアで簡単に操作できる。この3通りのモード設定は、ライドバイワイヤ(RbW)やドゥカティ・トラクションコントロール(DTC)といった第一級のテクノロジーを組み合わせることで実現したものである。
「アーバンライディングモード」を選択すれば、ディアベルは即座に扱いやすい日常的なマシンへと変化する。都会のストリートを走り抜ける時には、スロットル操作よりも周囲への注意が重要となる。発進停止が繰り返される市街地走行においては最高出力を100HPまで低下させ、逆にDTCの介入レベルは5まで上昇させる。
「ツーリングライディングモード」もスポーツモード同様の112HPの出力を可能としているが、より滑らかでユーザーに優しいパワーデリバリーが特徴。リラックスした状態での走行を想定し、レベル4に設定されたDTCシステムによりリアエンドのトラクションを向上させている。特に長距離の走行に適し、ライダーとパッセンジャー双方に最大限の快適さを保証する。
「スポーツライディングモード」がライダーに提供するのは、アドレナリンを掻き立てる112HPでの走り。最大の加速を求めてのフルスロットルレスポンスを実現している。テスタストレッタ11°エンジンの実力のすべてを体感するために、スポーツモードではDTCの介入をレベル3まで引き下げ、トラクションの限界までもう少しでも近づきたいと願うライダーの期待にも応えている。